私の頭の中の消しゴム

まだ舞台は続きますが、愛ちゃんの出演は今日で最終日を迎えたということで、
感想なんぞを書いてみようかと思います。

まず、この「私の頭の中の消しゴム」という作品は、

もともとは日本テレビの連続ドラマ「Pure Soul〜君が僕を忘れても〜」という作品が原作で、
その作品をリメイクした韓国映画にて「私の頭の中の消しゴム」という作品名が生まれます。

その後、アナザーバージョンでネット版、テレビドラマ版が生まれ、
今年の5月に朗読劇という形で「ル・テアトル銀座」で上演されました。
ちなみに、ファッショナブルの前に「ル・テアトル銀座」で上演されていた作品っぽいです(違ってたらごめんなさい


というわけで、今回が再演となったわけですが、
舞台といっても朗読劇。
でも、朗読“劇”なので、時折、演技のシーンもありますし、
舞台セットもちゃんとあります。

でも、基本は朗読。
しかも出演者は2人だけなので、言葉だけで世界観を表わすわけです。


ストーリーを簡単に説明します。
ネタバレ全開です(ノ∀`)

高橋愛演ずる薫は、父親の会社に努めている佐々木喜英演ずる浩介という男性に次第に心惹かれお互いに恋をします。
二人に降りかかる様々な問題とぶつかりながらもお互いに惹かれあい結婚。
しかし、薫が若年性アルツハイマーであると診断されます。
次第に記憶が消えていく薫。
ついに浩介のことも分からなくなってしまいます。

純愛ストーリーなので、客層はほとんどが若い女性です。
それにヲタが混ざってるのがなんとも奇妙な光景でした(笑)


まず、一言。
泣きます。


愛ちゃんの演技については、もはやどんな語録を並べたって、
あさはかな評価になってしまうから、あーだこーだ言いません。

それくらい、完成されてるし、物語にぐいぐい引き込まれます。


人を愛するということの素晴らしさ、難しさを思い知らされました。

物語が進むにつれて、どんどん感情移入してしまうし、
見終わった後に放心状態になったのも初めてでした。


愛ちゃんが出なければ見なかったけど、
愛ちゃんが出なくても見たい作品でした。


推しとか娘。ヲタとかそんなの関係なしにいろんな人に見てもらいたいと思った作品でした。
愛ちゃん出演以外の回も見たくなったけど、日程的に無理なので、
原作のドラマでも今度TSUTAYAで借りてこようと思います(笑)